書籍・雑誌

最近はまっているマンガ きょうの猫村さん

先日本屋で絵のかわいらしさに惹かれて手にとって以来はまってます。

マンガ「きょうの猫村さん」。

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主人公の猫村ねこはネコながら家政婦をしていて、犬神家に派遣されています。

そこでの出来事をマンガにつづっているのですが、まず何がツボかって、絵がかわいいこと。

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昔猫村さんが飼い猫だったころかわいがってもらった家の坊ちゃんに会いに外国へ行くため、仕事をがんばってお金を貯めているんです。

猫村さんの一生懸命なところやお人よしなところがいいんですよね。

がんばっているけれどコタツを見るとついつい転がって寝てしまったり、フラストレーションがたまるとバリバリ爪とぎをしてしまうところはご愛嬌。

愛情のこもったネコムライスを作ってくれる猫村さんがうちにもいてくれたらなぁなんて思います。

『日本辺境論』を読んで

最近読んだ本 『日本辺境論』 内田樹著。

この本、少し前に話題になりました。

日本はユーラシア大陸の端、極東に位置する島国。

「日本人は辺境人である」という考えは今に始まったものではなく、後漢の光武帝が「倭」の国王に「漢倭奴国王(かんのわのなのこくおう)」の金印を与えた頃からすでにありました。

世界の中心に「中華皇帝」が存在し、その周辺諸国は朝貢国と見なされ、朝貢国は皇帝に対して臣下の礼をとりました。

その見返りとして皇帝は朝貢国の国王に官位を授けました。

この漢倭奴国王も自らを「極東の蕃地を実効支配している諸侯のひとりとして認識」していたんですね。

そして、進んだ文化は常に大陸から入って来ました。中国から、明治以降はヨーロッパから。

なので、日本人は「ほんとうの文化は、どこかほかのところでつくられるものであって、自分のところのは、なんとなくおとっているという意識」に取りつかれています。

日本人のふるまいの基本パターンは「きょろきょろして新しいものを外なる世界に求める」こと。

つねに新しいものに取びつき、伝統や古人の知恵を捨てさる、この病的な落ち着きのなさは日本人の国民性として、時代が変わっても変わることはない。

「世界の中心たる「絶対的価値体」にどうすれば近づけるか、どうすれば遠のくのか、専らその距離の意識に基づいて思考と行動が決定されている」。

内田氏の日本人論を要約すると以上のようになります。

なぜ日本の首相がオバマ大統領のような立派な演説をすることができないのか、なぜ日本人は場の雰囲気を重んじ自分の意見よりも場の調和を重視するのかなどの説明がなされていて、なるほど~と納得。

お上の意向により自分の行動が決まる、これはもう日本人の歴史始まって以来無意識にとり続けてきた行動パターンなんですね。

自国で独自の文明を発展させることのなかった辺境人の宿命のようなもので、今更行動パターンを変えろと言われても、どうこうできるものでもありません。

著者は、どんな国の国民にも弱点はあり、日本人だけが劣っているわけではない、むしろ辺境人としての強みをいかしとことん辺境人でいこうと言っています。

辺境人の強みとは、外からきた新しい文化に接した時、それが自分にとってどのような利益をもたらすのかを問うことなく、まっしぐらに向かっていくことで学びの効率をよくし、より多くの利益を得るということだそうです。

「韓流ブーム」という言葉も古くなりつつありますが、韓流ブームがもたらした利益も大きいと思います。

ほんの15年ほど前に比べ、今ではだいぶ韓国との心理的距離が縮まったんじゃないでしょうか。

韓国ドラマ、K-POP、韓国料理、韓国旅行など。

一方でこれに反発する嫌韓流の動きもあるようですが、これも相手が近くなったと感じられるが故でしょう。

ちなみにアメリカにも韓国ドラマが入ってきたのですが、国民の反応は冷淡だったそうです。

いずれにしても、この本は、自分が無意識にとっている行動を気付かせてくれること、またその裏にある歴史的背景を説明してくれているので興味深いです。

「日本人はなんで○○なんだろう」と疑問に思っている人には興味深い本だと思います。

洋書にトライ "My Humorous Japan Part 3"

このGWに読んだ洋書 "My Humorous Japan Part 3"。

滞在20年のイギリス人ブライアン・W・ポール氏が日本での生活をつづったエッセイです。

NHKの『ラジオ英会話』のテキストに連載されていただけあって、英語学習者にとってとても読みやすい文章になっています。

初版が1997年なので、「日本のオバタリアンは・・・」など内容に多少古さを感じることもありますが、ユーモアがあって笑えます。(そういえば、オバタリアンって言葉、すっかり聞かなくなりましたね。)

それにしてもこの著者はいろいろな失敗や不思議な体験をしているのですが、勝手がわからない海外生活だとこんなこともあり得るんでしょうか。

例えば、とある日本の温泉地で城を見に行った時のこと、チケットを買って城見学をしていたらセーラー服を着たうら若き女性が声をかけてきてガイドをかってでてくれました。

のどが渇いたので休憩したいと言ったら、城の地階へ案内され、なんとそこが銀座のナイトクラブのような場所で、ガイドを申し出てきた女性はホステスだったそうなんです。

そこでオードブルを注文しお酒を1杯飲んだら58,000円も請求されたとのことでした。

ブライアンさんが行った城は、旅行会社が宣伝のために14年前に造った城だったそうですが、彼には伝統的な城との見分けがつかなかったようですcoldsweats01

日本人ならさすがにそんな失敗はなさそうですね。

このエッセイの中で、どじょう豆腐という料理が印象的でした。

日本へ訪ねてきた母親と一緒に京都旅行へ行った時のこと、ブライアンさんの知人が食事を御馳走してくれました。

イギリスから来たお母さんのために、何か珍しいものをと思ったのでしょう。

ご馳走されたのはどじょう豆腐という料理でした。

生きているどじょうが入った鍋を卓上コンロに置きます。

真ん中に豆腐を置いて火をつけると、だんだんお湯が熱くなって来るのでどじょうがすごい勢いで豆腐の周りをぐるぐる泳ぎだすそうです。

そのうち熱から逃げようとどじょうが豆腐の中にダイブし、ほどよく調理されたところで豆腐を切って食べるんだそうですshock

これを見たお母さんは「残酷な料理ねっannoy」と食欲をなくしてしまうのですが、ブライアンさんが「僕たちも生きたままの海老を塩水でゆでるじゃないか。」となだめます。

結局お母さんはみんなに説得されてどじょう豆腐を食べ、「とてもおいしいわheart01」と喜び丸くおさまりました。

自分達が食べるもの、していることはokだが馴染みのない料理や習慣はngで、厳しい目で見がちだという話しでした。

いやぁ・・・sweat02こんな料理があったんですね。

なぜどじょうが熱がって泳ぎまわる様子を卓上で見るんでしょうか。

一種の余興?

活きがよくておいしそうだから?

ブライアン母、よく食べたな~。

にゃひみきにはちょっと無理かも。。。catsweat01 

洋書"MASTER OF THE GAME"にトライ

寒い三連休ですねsnow いかがお過ごしですか?

にゃひみきは洋書にトライしています。

その名も"MASTER OF THE GAME"。

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シドニー・シェルダンの『ゲームの達人』です。

シドニー・シェルダンシリーズは昔流行りましたよね。

かれこれ20年くらい前になるかなぁ。

アップテンポでストーリーがすすみ、ハラハラドキドキさせられる展開に夢中になって読んだものでしたhappy01

おぼろげながらストーリーも覚えているし、ぐいぐい引き込まれる内容なので英語でもいけるかなあと思ったら、やっぱり面白いgood

一つのセンテンスが長い英文は理解するのが難しいですが、この本の文章はシンプルで分かりやすいです。

英語でもテンポよくストーリーが展開されていくのが分かります。

洋書を読みたいと思っても、自分の興味やレベルに合った本を見つけるのって難しいですよね。

易しい本から始めてみようと思っても、内容が子供向けで興味がわかなかったり。

先日はハリーポッターにトライしてみたのですが、あまりにも空想の世界でついていけませんでした。。。

それで今度はもっと自分の年代に合った本を、ということでアラフォーが食いつきそうな"EAT, PRAY, LOVE (食べて、祈って、恋をして)を買ってみたのですが。。。

心理描写が多く抽象的で単語も難しく、そのうち嫌になってしまいました。

"MASTER OF THE GAME"ではそれほど難しい単語や表現は出てこないので、辞書なしでも勢いで読めます。

『ヤバい経済学』を読んで

ここのところ、相撲の八百長疑惑が騒がれていますね。

タイムリーなことに、その少し前にゃひみきは『ヤバい経済学』という本を読んでおりました。

アメリカの若手の経済学者が書いた本なのですが、この中で「力士は八百長なんてしない?」という問題が提起されているのです。

人は様々なインセンティブ(動機づけ)により行動を起こし、それが経済活動につながっていきます。

力士のインセンティブは、格付けによる待遇の天と地ほどの違いになります。

幕下以下の力士と関取とでは収入から身につけるものまで差がつけられています。

そういうわけで、力士にとって場所を勝ち越して昇進するか、負けて格下に転落するかは大問題。

15日間の場所中、8勝以上すれば勝ち越し、7勝以下の場合負け越しとなります。

すでに8勝して今場所の勝ち越しが確定している力士とまだ7勝しかしていない力士が対戦する場合、どちらが勝ちに対するインセンティブをより強くもっているか。

当然7勝しかしていない力士の方ということになります。

そこで力士達の勝敗データを分析してみると、このようなパターンの取り組みの場合、なぜか7勝しかしていない力士の勝つ確率が飛びぬけて高いそうです。

本が手元にないので正確な数字が分からないのですが、例えばある力士の勝率を30%とすると、8勝目がかかっている取り組みだけ勝率が70%になると言うのです。

そこで、この本の著者は「力士は八百長をしている。」と結論づけていました。

確かに、この数字の伸びは不自然ですね。

8勝目がかかっていて気合いが入っているからと言ってもそれだけで説明できない気がして、やっぱり八百長ってあるんだろうなぁと。

そう思っていた矢先の八百長発覚で、やっぱり。。。sweat02と思いました。

著者も「数字は嘘をつかない」と納得していることでしょう。

この本の中では他にも「銃とプール、危ないのはどっち?」などの問題提起がなされていて、データをもとに日常生活での思い込みをひっくり返してくれます。

面白いですよ!good

『とつぜん会社が英語になったら・・・』を読んで

先週読んだ本『とつぜん会社が英語になったら・・・』 宮永國子

楽天やユニクロも社内の公用語を英語にすることになり、いつ何どき自分の職場もそうなるかもしれない。もう人ごとではなくなりましたね。

この本の著者の主張を一言で言うと、「まっとうな英語を話しましょう。」。

ではまっとうな英語とは何か?

著者は、英語がネイティブである欧米人のように発想し話すことだと述べています。

あいまいさが多い日本語に対して英語はロジカルで分析的。

日本語と英語では発想自体が違うので、日本語で考えてそれをそのまま英語に置き換えるのは危険。

怖いのは日本語的発想をしている自分に気づかないで英語をしゃべること。例えば日本人の「ホンネ」と「タテマエ」の使い分けは、欧米人の目にはうそつきと映る。

英語はSinglish(シンガポール英語)やInglish(インド英語)のように多様化しているのだからジャパニーズイングリッシュでもいいじゃないかという説があるが、アジアでもグローバル企業で働く人々はまっとうな英語を話している。

まっとうな英語を話さないと、グローバル企業では同僚からも取引先からも相手にされませんよ。

ビジネスなら単語数は1500もあればじゅうぶん、その単語の語法ひとつひとつを理解して使い分けましょう。

。。。かいつまんで言うとそんな内容です。

英語的発想とはどのようなものか、いくつか例をあげていましたが、抽象的で説明不足、分かりにくいですsweat02

さらにどうやったらその発想が身につくのかについては書かれていませんでした。

まっとうな英語が必要なことくらいわかっとる、英語的発想ができないから苦労しとるんじゃいっannoyと言いたいです。

というわけで、早口で小難しい講義を聞いた後みたいな気分にさせられたこの本、ただひとつ目からウロコの話がありました。

最も基本的な単語、thisとthatの使い分けについて。

学校の授業で「これ」「あれ」として距離的な違いとして学びましたよね。

実際は「Thisは話者自身と親和している範囲のものごとを表現」し、「その外のものごとはthatで表現」します。

心理的な距離感も含まれているんですね。

thatには突き放したニュアンスがあるので、人に使う場合は注意が必要とのことです。

例えば、"This gentleman is an old friend of mine."という表現。

thisを使っているところから、「自分と同じように分かっている。自分と同じようにかわいいし、いとおしい。」という感情が伝わってきます。

しかし、ここで"That gentleman..."としてしまうと、「かわいくも、いとおしくもないばかりでなく、疑惑に満ちており、場合によっては危険でさえあることを意味」してしまいます。

人を紹介するときは、その人がすこし離れていても決してthatを使ってはいけないそうです。

基本的な、分かっているつもりの単語にもこんな意味があったなんて。。。coldsweats02

こういう発想の仕方を知らないと、いつまでたってもネイティブらしい英語には近づけないですね。

もしドラを読んで

最近読んだ本『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』 岩崎夏海 ダイヤモンド社。

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略して「もしドラ」。

この本、すごい話題になってましたよね。

にゃひみきも図書館で予約を入れてから半年後にようやくゲットすることができました。

あらすじはタイトルからも想像できる通り、女子高校生のみなみが野球部のマネージャーになり、P.F.ドラッカーの『マネジメント』に出会ってその教えをもとに弱小チームを立て直していくというストーリーです。

P.F.ドラッカー(1909-2005)は経営学者・社会学者。

産業革命後の分業化・組織化がすすむ社会において、マネジメントという思想を作った大家です。

ドラッカーの著した『マネジメント』は経営のバイブルとして多くのビジネスマンに読まれています。

にゃひどらさんが持っていたのでにゃひみきも手にしたことがあるのですが、難しいしすごいボリュームだし、パート主婦だったにゃひみきにはピンとくるものもなくパラパラめくっただけで終わった覚えがあります。

もしドラはそんな手ごわい『マネジメント』を、身近な事例をもとに易しくひも解いてくれていること、舞台が高校野球部だということで企業以外でもマネジメント思想を応用できるのだという意外性で評判になったんだと思います。

簡単な文章で内容も興味深く、あっという間に読み終わってしまいました。

ところどころドラッカーの名言が引用されているのですが、今の自分の心に深く刻み込まれる言葉あり、いまいちピンとこないものもあり、読み手の経験レベルによって受け止め方もだいぶ変わって来ると思います。

今のにゃひみきに響いた言葉は

「企業の目的と使命を定義するとき、出発点は一つしかない。顧客である。顧客によって事業は定義される。・・・(中略)・・・したがって「顧客は誰か」との問いこそ、個々の企業の使命を定義するうえで、もっとも重要な問いである。」

「成長には準備が必要である。いつ機会が訪れるかは予測できない。準備しておかなければならない。準備ができていなければ、機会は去り、他所へ行く。」

「真摯さを絶対視して、初めてまともな組織といえる。・・・(中略)・・・真摯さは、とってつけるわけにはいかない。すでに身につけていなければならない。ごまかしがきかない。・・・(中略)・・・無知や無能、態度の悪さや頼りなさには、寛大たりうる。だが、真摯さの欠如は許さない。決して許さない。」

などなど。

にゃひみきの部署は営業ではないので、あまり顧客は誰かを考えて仕事をしたことがなかったんですよね。。。

でも管理部門で働いていたら、顧客は自分の上司だったり同僚だったりということになるんですかね。

そういう観点で捉えると、自分の仕事の仕方も変わってきます。

にゃひどらさんとの関係においてはにゃひみきにとっての顧客→にゃひどら、にゃひどらにとっての顧客→にゃひみきということになるんでしょうか。

「にゃひみきの誕生日にヴァンクリーフ&アーぺルの時計(セカンドバージンでるいがしている腕時計、このブランドらしい。とても素敵なのです!)を買ってにゃひみきという顧客を満足させにゃcat」とにゃひどらさんに言ったら、「それは違うにゃーcatannoy」と一蹴されました。

もしドラのように、自分の身近な所でドラッカーの理論を展開してみると新たな発見があって面白いかもしれません。

『日本は世界5位の農業大国』を読んで

今週読んだ本『日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率』 浅川芳裕 講談社+α新書。

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まず意外な題名に心ひかれますよね。

著者は農業誌の編集に携わっています。

これまでの常識では、日本の農業は弱く政府の保護がないと存続が難しい、農家が減少すると国内の食料自給率が下がり国民が食糧難にさらされるというものでした。

しかし著者によると日本はすでに農業大国であり、その生産額はおよそ八兆円。

これは世界五位であり、先進国に限れば何とアメリカに次ぐ二位なんです。

「日本の食料自給率は41%」という言葉をしばしば耳にしますが、食料自給率にはカロリーベースと生産額ベースの二つの指標があり、ここでいう自給率とはカロリーベースのこと。

カロリーベースにすると40%そこそこにしかならない自給率も生産額ベースにすると66%になります。

この数字は先進国の中でアメリカ、フランスに次いで三位です。

なぜか。

数式の話になってしまうので詳細は本書を読んでいただきたいのですが、要はカロリーベースによって導き出される自給率には毎日大量に廃棄される食品や食べ残し分が計算されてしまい、実際に必要とされるカロリーを大幅に上回る数字が出てきてしまうのです。

その廃棄される量たるや1900万トン、日本の農産物輸入量の三分の一近くにもなるそうです。

また、私たちは自給率が上がれば国内生産量が増えるものと考えていますが、実際は国産が増えようが減ろうが関係なく、輸入が減れば自然と自給率が上がります。

毒ギョーザ事件などで外国産食品の輸入が減少すれば自給率は上がることになります。

農家の後継者不足問題もよく聞きますが、実際には日本の農産物総生産量は過去に比べ増えているのだそうです。

確かに農家戸数は減少していますが、その分生産性が向上し、農業者一人当たりの生産量が増えているのです。

農家戸数の減少は日本だけの話ではなく先進国みな同じ傾向にあり、少数精鋭の農業のプロが高い生産性で需要に合った農作物を提供する、これが先進国の農業なのだと著者は述べています。

言われてみれば、八百屋さんで目にするのはほとんどが国産野菜です。

しかも品不足どころか豊富に揃っていて、大きすぎたり曲がっているだけで規格に合わないとして廃棄されています。

実際には野菜は余るほどあるんですね。

ではなぜ日本の農業は弱いと思い込まされているのでしょうか。

すべては農水省の省益のためだそうです。

日本の農家は弱いということにしておけば、農水省が保護監督するという名目のもと農水省の天下り団体を作って意味のない仕事を増やし、いろいろなところで利権を発揮できるのだそうです。

また政権与党も弱い農家に補助金をばらまくことで票田を確保することができます。

補助金をもらえれば農家は何ら自助努力をすることなく弱体化するだけ、さらに国民は補助金という形で多額の税金を払わされます。

補助金などあてにしなくても自助努力によって高度な技術力やマーケティング力を備えた農業のプロ集団が日本の全農業生産額八兆円のうち六割を生産しています。

こういった点から、著者は意味のない食料自給率向上政策、極端な農作物の保護主義政策をやめ、競争原理を導入して農家の自立を促し競争力をつけるべきだと主張しています。

にゃひみきは今まで、日本が輸入米に高い関税(778%)をかけるのは弱い国内農業を守るために必要なことなんだと思ってきました。

しかし、政府が喧伝しているカロリーベースの食料自給率という尺度を使用している国はなく、日本の農業政策がかなり特殊で各国から理解を得られないのも当然だという考え方があることを知りました。

目からウロコでした。

つくづく、いろいろな立場の意見を知ることは大切だと思います。

著者の言うとおり、日本は少子化により今後のマーケットの成長は期待できないので、保護政策を取り続け自助努力を怠ると日本の農業は本当に衰退していってしまうでしょうね。

他のビジネスと同様、競争原理を導入して成長していくことがあるべき姿なんじゃないかと思いました。

今TVで話題のAPECでも菅首相がTPP(環太平洋連携協定)参加に積極的な態度を示したようですね。

数年前に輸入小麦価格の高騰によりパンやうどんなどの食料品が値上げされたことがありました。

また、バター品薄騒動により一時期店頭からバターが消えたことがありましたよね。

その原因は中国やインドなどの新興国の買い占めやオーストラリアの干ばつなどと言われていましたが、本書によると農水省の利権と関係しているそうです。

興味のある方はぜひ読んでみてくださいねhappy01

「パリジャンと思って結婚したら、ただの貧乏なオタクでした。」を読んで

土曜日に読んだ本。

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表紙のほのぼのした雰囲気と笑える題名から想像した内容とは違っていましたcoldsweats02

オタクな夫と貧乏ながら笑いに包まれた心温まる生活を送っているのかと思いきや。。。最終的には夫から三行半をつきつけられてしまい離婚、冷たくあしらわれながらもまだ恋しく思っているところで本は終わっていました。

夫アレヂとの結婚生活をブログに投稿していたことがきっかけで本を出すことになったようです。

離婚の理由が何だったのかはっきりされていませんでした。

言葉の問題やかなーり個性的な夫アレヂとの性格不一致により日々けんかだったみたいですが。

それからフランス人は日本人と4年間結婚すれば日本の永住権がもらえるそうで、そのために利用されたのではみたいなことも書かれていました。

著者のヒロ子さんはフランス人のアレヂと結婚すれば中村江里子やゴクミ、みぽりんと同じような生活を送れると妄想していたようですが、アニメオタクのアレヂの方もヒロ子さんに対してアニメの美少女に対するような過大な妄想を抱いていたのではないかと思います。

それだけに現実とのギャップが激しかったのかもしれないですね。

それにしても「ダーリンは外国人」に出てくるトニーと違ってアレヂはケチでがめついannoy

結婚の挨拶にフランスへ行った時、滞在中の食事は、1日目駅で売っていたシシカバブ一串のみの夕食、2日目サーモンのパイ一切れの夕食、3日目キッシュ一切れの夕食、4日目売店のクレープのみの夕食、5日目アレヂ手作りサラダを食べ帰国。

滞在中ずっと空腹で眠れなかったそうです。

にゃひみきだったらいくらイケメンでもこの時点でアウトですね。

こんなひもじい思いをさせられる相手には付き合えない。

とにかく結婚生活にお金を惜しんでいたアレヂは、何年かの結婚生活の後ヒロ子さんを家から追い出し、おしゃれな北欧家具や薄型テレビを買いいれてモデルルームのような空間を作り出していました。

そんなアレヂの家にヒロ子さんが自分の荷物を取りに来た際、アレヂは余計なものまで持って帰らないかと見張っており、さらに「貴様は実家に何でもあるノニ、何でも持って帰ル!」と叫んだそうです。。。

ふたりのためのお金は徹底的にケチるが自分のためだけには惜しまない。

日本語もおぼつかない状態で日本へやって来て、ヒロ子さんに教えてもらい助けてもらいながらこれまでやって来られたはずなのに、このひどい仕打ちは何sign02

さらに「キーミーがーキーラーイー。」だの「ワタシにはワタシの人生ガアルシ、結婚する人探さないト。」とまでのうのうと言ってのけたのです!

日本人的な義理人情の世界はこのオタクフランス人には通用しないようですね。

あー、なんだか自分のことみたいに腹立ってきたpout

こんな身の程知らずのオタクのことなんかさっさと見切りをつけて、早く幸せになってほしいです。

『村上式シンプル英語勉強法』を読んで

週末に読んだ本。 『村上式シンプル英語勉強法-使える英語を、本気で身につける』 村上憲郎

著者の村上氏は米Googleの副社長兼日本代表となった人物。

31歳で外資系企業に転職し、独自の勉強法で英語を身につけたそうです。

この勉強法のコンセプトや大まかな方法はリンクをクリックして内容紹介のところを読んでもらえれば分かります。

にゃひみきはドイツ系の会社で働いているものの、オフィスにいる社員はほとんど日本人なので仕事で英語を使うのはたまにドイツ人社員と会話するときとメールを書くときくらい。
  
かれこれ3年もいるわりには全く英語が上達していません(汗)

しかし、近々同じチームの同僚が産休を取る為、彼女の仕事のほとんどがまわってくることになりました。

その同僚は英語もドイツ語も流暢に使いながら仕事しています。

大丈夫か、にゃひみき。。。!?

彼女と同じようにできるとは思えませんが、今より英語を使う機会が増えるのは確実です。

さすがに危機感を覚え、手に取ったのがこの本。

村上氏も31歳から英語の勉強を始めた時点でそうとう危機感をもたれていたようです。

仕事をするとき以外は3年間、ほとんど英語漬けだったそうです。

村上氏の勉強方法はすべてが目新しいものではありませんが、いくつか参考になる点がありました。

単語を覚える時は覚えようとするのではなく、単に眺めるだけ。

そのかわり一日一万語を目標にして繰り返し繰り返し眺める。

そうするうちに知っている単語が増えてきて身についていくそうです。

そういえば友人のご主人も資格試験の勉強をするときに覚えようとしているのではなく、ひたすら本を手に眺めていたと言っていました。

この方法でいくつかのIT系の難関資格を取得されたそうです。

しかし一日一万語ってすごい量ですよ!一単語一秒としても3時間ちかくかかることになります。

やるとしたら週末くらいかな。平日はすきま時間を見つけてひたすら単語を眺め続けるしかないでしょう。

それからスピーキングのアドバイスで、まずは自分に関するトピック(生い立ち、仕事、趣味のことなど)を100用意して英語で言える様にしておくのだそうです。

村上氏は出張してくる外国人社員をつかまえては東京観光に連れ出し、自分のストーリーを話しまくっていたとか。

にゃひみきは英語で会話しようとすると言葉が出てこなくてますます苦手意識がつのってしまいます。

それは英語が出てこないということ以前に、話す内容がイメージできていないからなんです。

例えばドイツ人社員は「今度の週末は何するの?」ととよく聞いてくるのですが、そんなとき何も考えていないと”I have no plan...”で終わってしまったり。

「夏休みはどうだった?」と聞かれても”Very nice.”で終わってしまい、その先の言葉が続かなかったり。。。

話題を用意しておけば会話もなんとか一歩先に進めそうです。

村上氏が『1分間英語で自分のことを話してみる』 浦島久 という本を推薦していたので、買ってみることにしました。

村上氏の勉強法は、急な上り坂を負荷をつけて一気に駆け上るような感じ。

にゃひみきも崖っぷちに近いところに立たされているので、このくらいやらないと英語ができないためにだんだん任される仕事がなくなっていくでしょう。。。

しかもにゃひみきは村上氏が勉強を始めた歳より10歳近くも年上。かなりやばし。

誰か、一緒に励ましあいながら勉強しませんか?

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